そう…題名にも書いてある通り 私は 隣りに住んでいた
『おじいさんの命』を助ける事ができなかった…。
残念無念で仕方がない…。
おじいさんは『生きようとしていた』のに…
事の始まりは ほんの数日前…な気がする…。
私が夜 仕事から帰ってくると隣の風呂場に明かりがついてた。
(へぇ~~めずらしい!!じいさん風呂入ってるんだ?今日は寒いもんな…いつも寒い、寒いって言ってるから風呂で温まっているのかな…)
そんな感じで普通に自分のドア開けて部屋に入って行った。
次の夜…
また 風呂場の電気がついている…。
おかしい…。
じいさんは週1で入るか入らないかくらいだからだ。
私の 心臓が 『ドクンッ!』 と鳴った。
もしかして温度差で?? 部屋の電気を確かめようと隣に行くと
部屋の明かりがない!!
私に緊張が走る!! どうしよう!!!
お風呂場に耳を傾ける…『音がない』
震える手足…どうしよう!!どうしよう!!どうしよう!!!!
おそろしくなってなって部屋に入ってしまった。
でも 気になる…どうしよう…
兄にLINEで相談した…
兄から『確かめに行け』と返信がきた…
めっちゃ怖いんですけど!!!!!!
隣りのじいさんのドア前…こ、怖い!!!! でも!!確かめなきゃ!!!!
ドンドンドン!!!ドンドンドン!!!・・・返事なし・・・
ドンドンドン!!ドンドンドン!!『おじちゃん??おじちゃんいる??』
返事がない…これ…マジでヤバいかも!!
ドンドンドンドンドンドン!!!『おじちゃん??おじちゃん??おじちゃんいないの??おじちゃん????』
ドアノブを回そうとしても鍵が閉まっているみたいで空かない!!
どうしよう!!どうしよう!!!どうしよう!!!!!!!!!
たまらず自分の部屋に逃げた…。
どうしよう…そうだ!!管理会社に電話!!しかし夜!!!!!
そうだ!!前に管理会社の人とLINEしたのを思い出してLINEで『いますか?
』と入れる…既読にならない…どうしよう…
また『いませんか??電話したいんですけど!!』と入れた…
既読になった!! それ見た瞬間に通話ボタンを押した。
『もしもし!!!!聴こえますか?まだはっきりとはしないんだけど…もしかしたら お隣のおじいさん…風呂場で…』と言ったら 向こうも『えっ!!!!』
『2日間連続でお風呂場の電気がついているけど音しないし部屋の明かりもないし…もしかしたらこの寒さでお風呂に入って…この温度差で…わからないけど!!!わからないけど!!!もしかしたら…ドア叩いて呼んでも返事がないし…どうしていいかわからなくて電話しちゃった…どうしよう…』と言ったら 相手もパニック…
『とりあえず今から社長に連絡します!!』
『お願いします!!一旦切ります!!』
電話を切っても私の手足の震えが納まらない…どうしよう!!どうしよう!!!
怖い!!!怖い!!!どうしよう!!!
数分後連絡が来た。
『社長起きてましたが会社に行くまで遠いので明日伺います!!』
えっ?明日??
落ち着いて!!私!!! え?聞き間違えてる??
私 『えっ?明日??』
管理会社『はい!明日です!』
私 『えっ?今日はこのまま??』
管理会社『…はい…』
私 『…まぁ~確かに…もし…万が一…まぁ~…すでにそうだとしたら…まぁ~…』
管理会社『朝一に役所の方と一緒にお伺い致します!!』と電話を切った…。
寝れるわけない!!!!
睡眠薬飲んで1時間寝れたかな?くらいで仕事へ行かなければならなくて完全に寝不足状態。
自分の部屋を出る時に 隣り見る・・・風呂場の電気がついてる!!!!!
確信だ!!!!!
怖くて怖くて仕事場へ…管理会社にお願いしたのだから もう任せばいい…
何かあったら連絡してくれるはずだ…
夜…仕事が終わって携帯を見る。LINEがきてた…
ドクッ!!ドクッ!!ドクッ!!
LINEをひらくと…
『お隣の○○さん(じいさん)生きてました。』
ホッ!!!え??え???じゃ~~~どういうこと?????
すぐさま LINEに『今電話していいですか??』と入れたら管理会社の人が『はい』との事ですぐに通話した。
どうやら爺さんは部屋の電球が切れて『豆電球』で暮らしているとの事…
そして 私がドンドンしてたのも気が付かなかったらしい。
確かに 爺さん耳が遠い…歳も80越えているし…なるほどな…と
電話を切ってから帰宅したが やっぱり風呂場の電気が付いている…
あぁ~そうか!部屋の電気がないから 風呂場の電気の明かりを利用しているのかな??確かに 夜中トイレとか危険だしな…なるほど…
確認した方がいいかな?? でも もう夜だし…じいさんだし…寝ているかもしれないし…
明日休みだから 明日確認しよう…
そう思って部屋に入った。
部屋に入ってから また管理会社からLINEが来てた。
見てみると 『一緒に市役所行ってもらえませんか?』との事…
私が『いいですよ。いつがいいですか?ちなみに私明日休みですけれど』
管理会社『え?明日11時に市役所の人と約束してたので丁度いいです!一緒に行ってくれませんか?一緒に現状を話してほしいのです』
私 『いいですよ。その方が良いかもしれませんね』
管理会社『では 明日10時半にお迎えに行きますので宜しくお願いします』
あれ???時系列がおかしい・・・待って・・・ぐちゃぐちゃになってる・・・
あれ?? 私 じいさんに食料買って渡しているのよ・・・それはいつだ??
生存してると聞いた後に行ってるのよ・・・
勝手に殺して申し訳ない!と食料買って渡しているのよ・・・
その時に じいさんが寒い、寒い 言うから エアコンのリモコン持ってきて!って
言ってから 全然持ってこないで違う事ばかりしているから
『おじちゃん何やっているの?はやくリモコン持ってきて!』って何度も言ったんだけど違う事とかお話を始めようとしているから『ねぇ~!ねぇ~!!違う!!リモコン!!リモコンを持ってきて!!!り・も・こ・ん!!』と何度も言って
持ってくるまで5分以上はかかったと思う。
いつも玄関先で『俺の部屋汚いから 見られたくない!恥ずかしい!』で返されていたけど今回は『そんなの関係ない!!』で押し通して部屋のドア開けたんだよね。
確かに 『汚部屋』 だったけど 思っていたほどでは なかったので安心したが
でも やはり歩くには厳しいかな??まして フラフラの老人には危ない。
一度部屋を見てしまったからか じいさんは もうあきらめて??
『もう 見られたからどうでもいい!好きなようにしてくれ!』とあきらめてくれた。
持って来てくれたリモコンを見ると
『設定温度18℃』だった・・・
そりゃ 寒いに決まってる・・・
私『設定温度18℃じゃん!!そりゃ寒いわ!!今日からあったかくしてあげるからね!設定温度27℃にしたよ!!これで大丈夫だと思う!』
爺さん『え?そんな魔法・・・お宅はできるんかい!!もぉ~~寒くてたまらないよ!! みんなは簡単に そんなのは風呂入れば良い!とか言うけど そんなもんじゃない!!その後がもっと悲惨だよ!!』
・・・確かに!!こんな部屋が寒ければ『湯冷め』するし ココのアパートは隙間風がすごい!!風呂から出る間に 湯冷めしてしまうだろう…
しかも こんなじいさんが風呂入るだけでも、足を上げるだけでもすごい大変だと思う。
いろいろなお話をした。
前までは 地域センターの人が来て 部屋を掃除してくれたが 『コロナの影響』で もう来てくれなくなったから 自分ひとりでは どうにもならなくなってしまった事。
もう歩けなくなってしまって階段が下りれない事。
今はなんとか カップラーメンで過ごしている事。
この頃の自分が変になっている事に気が付いている事。
そして 私も 爺さんの行動をみて『マズい!』と思った。
とりあえず 今日レンジでチンするご飯5つくらい入ってるやつと 保存が利く缶詰を何缶か買ったから少なくとも3日は持つだろう…と思った。 パックのお味噌汁も1袋買ったし…と少し安心してた。
ん??そして・・・次の日市役所行ったんだよな・・・あれ??私連休だったのかな??
ええええ~~??思い出せない・・・あれ???
でも その次の日に市役所行ったのは確実なのよね。
あっ!!そうそう 言い忘れてたけど
じいさんは 誰も身内がいない ひとりもので生活保護を受けていたの。
このコロナ禍で誰も部屋に来てくれず 電話のみの対応だったみたい。
じいさんの生存確認も電話で済ませていたみたいで…私はココまで確認しに来てたのかと思ってた…ってか 来いよ!!って思った!!
ホントその日いろいろ話した…でも15分くらいかなぁ~…
===市役所に行く日===
管理会社の人が迎えに来てくれてた。
一緒に爺さんのところに行った。
じいさんが寒い、寒い言うから リモコン見たら また『18℃』になっていた。
私『なんで昨日設定したのに18℃に戻っているのよ!!』
爺さん 『いやぁ~~寒くってよぉ~~~』
私 『もう 触らないで!! 設定温度上げるから!!』
爺さん 『30℃にしてくれ!!寒くて、寒くてたまらないんだ!!』
私 『30℃??暑いんじゃない??いいの??ホントに??』
爺さん 『構わない!頼むから30℃にしてくれ!』
私『わかった。風向きどうなっているんだ? 部屋の中入っていい?』
爺さん 『いいよ。』
爺さんの寝室に入ると 薄い布団まわりは・・・もう奥にはいけないくらいの新聞紙とかゴミが散乱してた。
なので 風の確認は少し離れたところでやった。
けど 爺さんがまたリモコンを触ってしまって おかしくしてしまった。
何度もこんな事してたら 管理会社の人が『風向き固定じゃなくスィングにしちゃいましょう!』ってスィングにしたけど…
私は スィングじゃ~この部屋30℃にしても寒いと思うよ…と思ってた。
というか エアコンなんて 所詮上だけが ぬるくて足元なんか寒くて仕方がない!!
これで『コタツ』とか灯油のヒーターなどあればいいよ?でも ないから!
暖房器具は エアコンのみ!!!
これは つらい!! この冬辛すぎる!!! よく今まで生きていたな!!
あまりにもかわいそうすぎて ちょっと待ってて!と言って自分の部屋から
電気座布団を持ってきて 『これあげるから布団の中に入れて使いなよ!』とコンセントに電気さしたが…タコ足だし まわり新聞紙だらけゴミだらけで 火事が怖くなってそのタコ足周りだけに当らない程度にゴミ掻き分けたけど…う~ん時間の問題だな…と思った。
市役所に行かないといけない時間になったので じいさんと別れた。
車の中で 管理人さんが『今日ごめんなさいね…市役所に私が○○さんの事話しても 全然聞いてくれないんですよ…なので一緒に言ってくれたら少しは動いてくれるかな?と思って…保護担当者の方なんですけど…何度か話す事あって話しているんですけど 人当たりは良いんです!!でも なんか全然…なんですよ…』
役所って!!!公務員って!!!!イライラ!!!
市役所につき 担当者を待った・・・。
出てきたのは なんていうか・・・ 若僧!!え?息子??
ってくらいの確かに人が良さそうな…M子さんと結婚したKさんに似ていた。
おっとりしていて…きっとこの話を聞いても 知らないって感じなんだろうなぁ~と
あきらめに近かった。
でも ちゃんと言っておかないと!!!と思って
・買い物にはもう行けない事
・歩けない事
・寒がっている事
・豆電球で暮らしている事
・汚部屋の事
・自分ではもう何も出来ない事
などから 残された時間は短いと思うから
大至急 『施設』を探してくれ!!
とりあえず 家みるべきだ!
と伝えた。
担当者 『わかりました…では 本日○○さんの家行きます』
私 『日があるうちにね!豆電球だから…』
担当者 『わかりました』
言葉だけでは なんかいやだったので
私『来たら私に知らせてくれませんか?私居ますから』
と爺さんの部屋寄る前に私のところへ・・・と約束した。
担当が来たのが4時頃だった。
担当者はもう一人同じ世代の人を連れてきてたので 私は 自分の電気をあげるので お願いだから付け替えてもらいたい!脚立も貸すから!!とお願いした。
さて・・・あの部屋に脚立置けるかな??どうするのだろう?
でも 豆電球生活は終わらせてあげたい…。テレビもブラウン管だから 映らない。
何にも楽しみがない…豆電球とか 悲しすぎ…。
ちょっと時間経ってから 爺さんの家に行った。
お兄さんたちが困っていた。
私『どうしたの?』
担当者『電気の笠が気に入らないから 付けるのやめてくれって…』
私『何バカな事言ってんだよ!!明るくした方が良いに決まっているでしょう!!そんな困らすような事言わないの!!自分では もう出来ないんだからこんな時くらいだよ!! いいよ!! もう付けちゃって!!』
と取り付けてもらった。
その間でも寒い寒い言っているので『さっきの電気座布団は?』って聞いたら
爺さん 『全然効かない…寒い』
私『どれどれ??え?あったかいじゃん!!だめなの?』
爺さん『寒くてだめだ。どうにかしてくれ』
私 『リモコンは?』
爺さんからリモコンをもらった瞬間に手が触れたが確かに凍っていた。
リモコンを見ると やっぱり18℃になっている。
寒くてボタン押すがそのボタンを押す時に一緒に温度調節のボタンも押しちゃう?
指に当ってしまう?とでも言うのかな??同時に押してしまうから ドンドン温度が下がってしまう。
もう ボタン押さないで!!言っても ボケてなのか寒さからなのか とにかく暖かく!!とエアコンつけて!寒いと言う。
確かに爺さんの寝るところなど低くて 効いてないようなもんだ…強風にしても…
どうしたもんかと困っていたら
爺さん『俺は ブドウの…』
私 『何??ブドウの何??』
爺さん『ブドウの…欲しいんだよ!』
私 『何??え??ブドウ??食べ物?飲み物?』
爺さんが飲むジャスチャーをしてる。
私『ブドウのジュース??』
爺さん『ブドウの…』
私『え?ムトウ??はっきり言って!わからない!ムトウ?ブドウ?』
私は寒いから 無糖の温かな飲み物でも欲しいのかな?と思ってた。
どっちかわからないから 言い方を変えてみた。
私『グレープジュース?』
爺さん『そう!グレープ!俺はそれを飲みたいってさっきから言ってるじゃね~かよ!そこの自動販売機で買ってきてくれよ!!金渡すから!!』とイライラ状態。
私も その言い方に イラッ!ときたけど 仕方ない…と思って買いに行った。
もちろん 爺さんから お金などもらってない。
お兄さんたちにも悪いから コーヒー買って爺さん用に冷えてるグレープジュースを2本買ってきた。
お兄さんたちに渡したら『いらない』言ってたけど無理やり渡した。
爺さんに1本渡してもう一本は手の届く範囲に置いといた。
電気も付いたし(爺さん嫌がっていたけど)食事も買ったのがあるし…大丈夫だろう!
お兄さんたちと家を出ようとしたら 豆電球にしてくれ。俺寝たい。と言うので豆電球にした(爺さんが使いやすいように長めのロープを作ってくれってお願いしておいたけど)
家を出て お兄さん達に『爺さんからSOSの電話があったら本当にSOSだから管轄が違う!とか言わず全部わかった!と助けてあげて!!申し訳ないけど市役所内でうまくまわしてあげて!連携とって!!それと同時に大至急施設探しておいて!!!』とお願いして帰って行った。
次の夜…
会社から帰って来た時に爺さんの部屋を見たら 真っ暗だった。
う~ん…寝てしまったのかな? 遅い時間だしな…(夜9時頃)寝たかもな…
深夜12時回った頃 父親から電話が来た。
いま 父は1階に住んでて私が2階に住んでいる。
父は昔から電話に出ると『切る』。 切る=来い なのである。
マジで嫌い!! ホントに行きたくない!!!!ムカつく!!!!
だけど これで何度かマジで死にかけていたり 母親が行かなきゃ死んでいた例もあるので仕方なく下に行ってドア開けたら 部屋の中真っ赤だったので まず
火事!!!
と思って焦った!!! けど臭いがないので 次に救急車!!とわかり 部屋の周りみると全室明かりが付いていて すでに救急車の中??と焦って 窓を開けて 救急隊員に聞こうとしたら ふらついた足で横の部屋から父親が出てきた。
私 『え?大丈夫?救急車呼んだの??』
父 『俺じゃない…』
私 『え?じゃ~なんで電話してきたの??』
父 『びっくりしたから』
私 『ふざけんな!!!』
と怒って部屋から出た。
どうせ お隣の変な『お兄さん』の家族が呼んだかもな…くらいだった。
1階のお隣さんももぉ~~~あやしい人なのである。
この寒さなのに 電気、ガス、ない!!
朝来て夜帰るのである。
深夜帰ってこないと 血相変えて家族がやってくる。
その隣りは 『孤独死』してた爺さん。そのあと中国人が住んでいたけどすぐ引っ越してしまった。半年居たか居ないかくらい…。
ヤバい アパートなのである。
案の定 隣りの人が車に乗って帰っていったら、救急車も帰っていった。
救急車もたまらんだろうな…。
次の夜 爺さんの部屋を見たら 電気がついていた!!
生きている!!安心だ!!今日も生きている!明かりは良いだろう??
人間に生活しなきゃね!!
そして何日かか過ぎた時に 管理会社からLINEがきた。
『この前は一緒に市役所ついてきてもらってありがとうございました。
○○さんが亡くなりました。 お知らせしといた方が良いかなと思って…』
もう ドキッ!!!!ウソだ!!!!
急いでLINEに 『うそだ!!いつ??だってこの前話していたじゃん!!!』と入れた。
『数日前に亡くなっていたそうです。昨日市役所から連絡ありまして RATさんにお知らせしておいた方がいいかな…と思いまして…。もう少し早く気が付いてあげれたら…』
もう…私ショック!!!
助けてあげれらなかったんだ!!!
もう少し早く気が付き、もう少し何かしらしてあげてたら…
無念!!私助ける事ができなかったんだ…なんてこった…
残念、無念すぎる!!!!
絶対 寒さと飢えだ!!!!
だから 市役所に『残された時間はないから急いで!!』って言っておいたのに!!!
怒りが襲ってくる。
寒い、寒いで凍死してしまったんだろうな…かわいそすぎる…酷過ぎる…
これが『孤独死』
なんだろうな…年寄りの孤独死ってこうなるんだな…最終的には…って教えてもらった感じ。
私の最後もきっとこうなんだな…寒くて、寒くて…死んじゃうほどの寒さ味わってから死ぬんだ…
と同時に今度は 恐怖が襲ってきた!!
寝れんわ!!!!トイレ行けない!!!怖い!!!
隣りで死んでいたかと思うとおそろしい…。 このドアあけて居たらどうしよう…
髪の毛切ったばかりで写真撮ろうとしたけど 映ってしまうかも!!!無理!!
一睡もできず 仕事へ…
この日は 仕事でも感情?精神的におかしくって コントロールできない自分がいた。
無念さと悔しさ、後悔、悲しみ、あまり感情こめると憑依されるかも、今日部屋に出てくるかも、そういえば お母さんも同じ事言ってたな…もしかして!!!どうしよう!!会いたい!!!(母親は施設に入っており、このコロナ禍で会えない)生きているのに会えない!!触りたい。感触で確かめたい!抱きしめてあげたい!!など思うともう涙がヤバいのである。売り場で何度も泣きそうになって急いで倉庫やトイレに行ってた。
みんなにも話したらびっくりしてた。『孤独死ってこの前そんな事言ってなかったっけ?また??うそでしょう??』って…ほんとだよね…。2人目だよ…。
ココのアパート誰が死んでもおかしくない人ばかり…もう助けて…。
気味が悪い。
でも そう簡単に引っ越し出きるわけもいかず…。
不安な日々を過ごしている。
ちなみに 父親には まだこの件を話していない。
そしてあの日 救急車を呼んだのは あの『爺さん』だった事が判明した。
訴えても 『救急ではないし、病気でもないし』で追いかえされてしまった…。
寒くて仕方なかったのだろう…最後に深夜SOSを自分で呼んだのにだめだった…。
生きたい!!としてたのにだめだった…。
なんて 無念な事だろう…何もかも遅い!!
…でも もう『死』は避けられなかったのかもしれないね…。
まさに運命だったのかもしれない…。
――にしても・・・可哀相過ぎる・・・
まだ部屋で自分が死んだ事も気が付かず 寒い、寒い 言って縮こまって寝ているんだろうな…と思うと胸が苦しくなる。
どうか はやく気が付いて 天にいけますように・・・
だって あのおじちゃんは 最後の最後まで頑張ったんだから!!!!
これ以上の苦しみが続きませんように…。
・・・市役所に行ってから3日目に亡くなってたらしい・・・
え?部屋の明かりついていましたけど・・・じゃ~あれは????
市役所の人が消し忘れらしい・・・
やめてぇ~~!!私それ見て『うん!今日も生きてる!!』って確認してたのに!!
『人間らしい生活しなきゃだめよ!!』って思っていたのにぃ~~~…
ホントに何もない日が幸せよね…
今日お母さんが何も起きず幸せでありますように…
うぅ…お母さんに逢いたい…。
夜はだめだね…
今日はここまで!!!!
おしまい!!!
長すぎて読み返す力ない…
後日時間があったら 読み返して直せたら直します。
さてそんな日あるのかな??