この差

台風通り過ぎたね…

風は確かに凄かったけど…建物が揺れるとか そんなのなかったから

こんな昭和な建物だけど大丈夫だった。

チャリ縛り付けたり いろんなの引っ込めたけど…

荷物もリュックパンパンになるくらい詰めて準備してたけど 

結局は 親歩けないし バスとかそんなのないし 避難所目の前だとしても

あの雨風の中では 何もできん!

風無くても リュック前、親背負って移動とか無理だし…

どっちにしろ何も出来ないって事…

駄目な時はだめだから諦めるしかない。

そう思って 少しでもパニックにならないように親には睡眠薬飲ませて眠らせた。

『起きた時には 台風いなくなっているよ。』って言って。

そして 私も飲んで 寝た…

駄目な時は2人寝ながら逝っても良いか…あまり恐怖をあじあわせたくないし…

 

 

―――って思っていたのに!!

 

まぁ~~~~携帯電話がうるさい!!うるさい!!

避難準備だぁ~、勧告だぁ~、指示だぁ~、どこそこがいっぱいになったから他のところに避難しろだぁ~、大雨なんとかだぁ~、陥没だぁ~、レベ5だわぁ~!!!!

 

 

全然寝られない!!眠らせてくれない!!

 

部屋は蒸して暑いし…もう 私ふっらふら!

何かの為に、あと明日の目覚ましの為に携帯ONしてたけど…

まぁ~母親は寝ててくれたから良かったけどね。

 

んでいきなりなんか静かになったから 今 もしかしたら『台風の目』に入ったのかもしれない!! これを逃したらまた雨風強くなる!と思ったから 部屋の空気の入れ替えしたのさ!! なんたる風の 気持ち良さ!!

部屋丸ごとキレイな空気が サァァ~~~~~!! て風通し最高!!

母親も起きて『気持ちいい…』

 

私『いま もしかしたら 台風の目かもしれないから 今のうちだけね…また閉めるよ』

母『うん…』

私『ちょっと外見てくる』

 

思ってた以上に全然平気だった。

 

TVとか観ると どこも ゴボゴボしてたり 泥水とかが流れていたりしてたけど

こっちは全然! 普通の雨の時と同じくらい。 普通の砂利道だし…

水が溜まって歩けない!!ってところがない。

驚いたのが 階段下のダンボール…むしろ風に乗ってお行き!と思ってたのにちゃんと濡れてたけどあったからね!! びっくりしたわ!! お前なに居座ってんの??ってくらい驚いた。

 

やっぱあれだね…

うち 田舎だから ある意味良かったのかもしれない。

畑とかが 雨水全部吸ってくれてる感じ。

都会は コンクリートだから雨水吸収しないから被害が凄いんだろうね。

ものすごい静寂で心地よい風で 見上げるときれいなお月様、雲はあるものの

全然その雲は動いてなくて…ちょっと前まで暴風とか信じられない。

全身で感じながら 家に入ったら…

 

母『台風いったみたい…もう大丈夫だよ』

私『え?そうなの?良かったね!じゃ~このまま開けておく?』

母『そうだね…』

 

と開けてたけど…段々寒くなってきて あぁ~秋だなぁ~って思いながら窓しめた。

 

真夜中だけど 全然食事してなかったから とりあえず チャーハンと味噌汁だけ作って食べた。

母親は まだ寝ていたい…との事だったのでテーブルに用意だけしておいた。

 

さぁ~あとは 寝るだけ…明日は 普通にお仕事…

 

 

―――って!!寝れるか!!

 

すっかり薬も切れて お目目ぱっちりだわっっっ!!

3時…逆にどうしよう?? ご飯食べたばっかだし…

また睡眠薬飲む??それともこのままお仕事GO??

悩む…部屋はまた蒸してきた。

開けてくる…

 

 

月がキレイ…

 

 

 

以上 おやすみなさい。