kusareratの日記

愚痴と思った事を言ってるBBAの独り言です。

うっ、ウソだろう? その2

先生 『じゃ~まず 尿から!』 

看護師が絶妙なタイミングで私にカップを渡す。

戸惑う私…

 

私 『偏頭痛なのに…尿??』

先生 『いろんな原因調べなきゃならないからな…』

私 『まさか 尿とるとは思わなかったから…あの…えっと…

Qピィーコーワゴールド飲んできちゃったんですけど!!…大丈夫…ですか?』

 

思わず先生笑って小声で『なんでだよ…フッ!まぁ~いいから ほらっ!』行け!といわんばかりだったので トイレに行く事に…

 

しかし 私にトイレの場所などわかるわけもなく オロってたら看護師が『そうよね!初めてだものね!こっちよ』と案内してくれた。

 

処刑椅子の横をまた通り過ぎる…何人もの人が座ったと思われる…革の色がもうツルツルに…不気味に光り輝いている…なんなんだ…あの椅子は一体…

 

トイレの通路は 人ひとり通るくらいの広さしかなく しかも 男と女のトイレが一緒になってる…

ドアを開けた瞬間 男用便器があり えっ?と思って横を見ると女性用…みたいな

まぁ~昔の作りだ…。

そんなつくりなので 尿をカップに入れたのを その場で置くところ?差し出す場所はない…

持ち出すしかないのか…と思った時に ガシャ!と音がして『あっ!ごめんなさい』とおばさんの声が聞こえた。

ヤバい!はやくでてあげなきゃ!と焦った私。

急いでパンツを片手で持ち上げた。 

パンツは クルクルと巻いしまった状態になってしまったが もういい。

おばさんが待っている…

尿カップを隠しながら出てきた。

おばさんは狭い通路で私が出てくるのを待っている。

看護師が『そこにカップ置いて下さい』と言ってきた。

・・・通路の真ん中くらいの場所・・・

しかも なんていうの? 人の手くらいの高さ・・・置きやすさというか・・・

マジか・・・これでは

確実に私の元気はつらつ!がわかってしまう!!

 

もう覚悟を決めたよね…

そっと置いて おばさんと交差して・・・・・・まぁ~見られたよね・・・

私のはつらつさ加減を・・・

まだ男性じゃなくて良かった…。

 

先生のところに戻ろうとしたら 看護師が『次はレントゲンね』と言うから

私は 頭のレントゲン?CTとかMRIかな?と思ったら マジの胸?肺のレントゲンなわけ!!! 頭痛なのにレントゲン??と頭の中が『???』の状態。

看護師は『ブラとか全部取って…上半身裸できてね!』って…

もうさ・・・何度も言うが そんな事になるなんて思ってみなかったからさぁ~

だって 『頭』 よ?? 『頭痛いんです~』ってきて

身長、体重、尿、レントゲン、なんてすると思う??????

こっちは どうでもよい様な くったくたの下着で来たっちゅ~~の!!!

上半身裸は嫌だったので『エアリズムで大丈夫ですよね!ブラ取ったし』と言って

ユニクロのエアリズムを着たままレントゲン撮影。

あの先生に私の裸見られてたまるかっつ~の!私もまだ『女』だ!っつ~~~の!!

 

着替え終わってレントゲン室からでて 先生のところに行ったら

先生 『次…採血』

私 『えっ?えええ~~採血ぅぅ~~??偏頭痛なだけなのに…はぁ~…採血…』

看護師 『じゃ~こちらね!こちらに座って!!』

 

って あの処刑椅子じゃんよ!!!

 

ある意味…ホントもぉ~~そうだわ…

調節が効かないような硬いツルツルした革の歯医者の椅子…

背筋よく 腕を置いて…顔は逆方向…私の準備は整った…。

 

看護師『え?注射だめなの?』

私 『はい…気にしないでやって下さい』

看護師 『ベットで寝ながらやる?』

私 『いや…もう このままで…』

看護師 『ホント大丈夫?倒れたりしない?』

私 コクリ…

看護師 『ホントにホント?大丈夫??』

 

 

・・・私は低学年か!!!

 

とても お互い50過ぎてる会話ではないのである。

 

アルコールで拭かれ・・・さぁ~嫌な瞬間がきた・・・グッと我慢・・・

看護師 『はい!もう手をひらいていいですよ~』

私 『・・・はい・・・』

看護師 『手をひらいてぇ~』

私 『・・・はい・・・』

看護師 『ひらいて!』

私 『・・・無理です・・・このままでいいです!!』

看護師 『あらぁ~ほんとダメなのね…もう終わるわよ~~はい ぬきまぁ~す!…はいっ!おしまい!痛くなかったでしょ?』

私 『はい』

看護師 『違う!違う!ちょっと見て!ココを押さえて!!』と血がついたガーゼを見てしまい 目がしょぼしょぼ になってしまった。

少し押さえてから 絆創膏を貼ってもらい先生のところへ・・・

 

先ほどのレントゲンができあがっている・・・

先生 『なんだよ?タバコ吸っているじゃんか!』

私 『吸ってないって!!・・・まぁ~昔は吸ってたけど・・・もう辞めて7,8年になるし!』

先生 『あぁ~そうなの?肺気腫になってるじゃんよ…まぁ~今辞めているならいいけど…昔ガンガン吸ってただろう?・・・これ・・・後遺症だよ。後遺症になってるよ』

私 『えぇ~~~そんな事までわかるの??え?この白いかたまりのやつ??』

先生 『それ胃だよ!』

私 『え?・・・あ・・・そうか・・・それにしても私太ってない??すごいデブ!!』

先生 『え?そっち??そっちかよ!』と思わず笑ってしまったみたい。

それから いつも飲んでる薬は何?みたいな質問になって

私が『あぁ~~なんだっけな・・・あれだ!あれ! "カローラ” !』

先生 『それ車な!!』

なんか 真剣に私も答えていたんだけど 何かしら一文字くらい違ってて その度先生につっこまれてて 

先生もなんかニヤニヤしはじめてきちゃって 次にこいつ何言い出すんだ?みたいな…

漫才しているみたいだった。

 

話はドンドン進んで

先生『便秘は?』

私 『う~ん…ぼちぼち??・・・あまり気にしてないけど…どうだろう?』

先生 『肩こりは?』

私 『ないです。大丈夫。』

先生 『どれ…うしろ向いて・・・ココ痛い?』

 

にっ!!と猫掴みみたいにされて 思わず先生の手を叩いてて

 

『痛ぁああ~~い!!こんなの誰がやっても痛いっつ~の!!』って言ってしまってた。

 

先生はニヤニヤ・・・

 

絶対 『ドS』 だ。

 

このドS先生からの問診はまだ続くのでした…

 

 

 

 

疲れたので今日はココまで…また次回。