kusareratの日記

愚痴と思った事を言ってるBBAの独り言です。

お母さん

 昼寝をした時に見た夢なんだけど・・・

 

どこか『外国の田舎』…カントリー…きれいな湖があって…まるで絵にでてきそうな

静かで鮮やかな『濃い緑』におおわれてる澄んだ湖…

で 私が犬のゲージをきれいにしてたり、カウボーイが出てきそうな田舎の教会の隣りになぜか猫草とその教会に来てた人に買ってもらいたいお弁当?何か食べ物を置き?並べに??行ったんだけど もうすでに終わっていて 誰も人がいなくなってた。

 

残っている『カップのストロベリーアイスクリーム』が何個かあって

私 『え? こんな日差しが当るところに置いてたら とけちゃうじゃん!!』と言って冷凍庫を探したんだけど そんなのあるわけもなく 仕方なく 売り物の本の『影』になっているところに置いてきた…

 

けど やっぱり気になってさぁ~…戻って周りみたけど 誰もいなくて…仕方なく 自分用に買ってた カッチカチの冷凍ピザをカップアイスの下に敷いて?置いて 帰ってきた。

 

帰ってきたところは 昔 昔 家族が住んでいた家。

洗濯物がいっぱい いっぱい外に干されてて…心地よい風が洗濯物の香りを運んでくれて『洗濯物の良い匂いだなぁ~』と思いながらベットで うとうと してた。

父親の声が下から(私の部屋が2階なので)『あれ?お前(お母さん)帰ってきたのか?』と聞こえたので 飛び起きて

 

私 『おかぁ~さぁ~~ん? ねぇ~おかぁ~さぁ~~ん!おなかすいたよ~!何か作ってぇ~~!!』

 

と言いながら台所へ行った。

 

誰もいない…

 

そこで突然 私が 『大人モード』? 現実モード?になった。

 

いままでの私は 中学生くらいの感じで 『お母さん』と呼んでいたけど…

そして当たり前の様に ご飯など作ってもらっていたけれど…

今は いない…

 

あと何回 お母さんに 『お母さん』 と呼べるのだろう?言えるのであろう?

もっと話しておけば良かった…もっと『お母さん』と呼んでおけばよかった…

やさしいお母さん…昔のお母さんの姿を思い出す。

エプロンをして台所に立つお母さん…『もうすぐだからね~待っててね~』と言って何か作ってくれてる…

 

でも今は もうその姿はなく…ものすごく歳をとって車椅子に座っている小さいお母さん…

『お母さん』と呼んでも 反応がない…もうボケていて わかっていないお母さん…

お母さんだけどお母さんではない…むしろ逆に私の方が『お母さん』だ。

『お母さん』と何度か言う私。 遠くを見ているお母さん。

切なくなってくる…

私 あと 何回 お母さんに『お母さん』って呼べるかな? 言えるかな?

もっと言っておけばよかった…言うべきだった…

と胸が苦しくなって…

 

 

 

そこで起きた…

 

 

思わず泣いてしまった。

まだ私はお母さんに『お母さん』と言える。(生きているから)

もう 夢と同じでよくわかってないだろうけど まだ呼べるチャンスが私にはある。

ありがたいことだ。 後悔したくないから。

 

施設に入って 今すぐには電話できないけど 今夜 お母さんに電話してみよう。

話せたらいいけど…

携帯の使い方も忘れてきているので 出ることができるか 不安だけど…

 

お母さんが仕切りに『帰りたい、帰りたい』と言ってたけど…

それはホントに難しいわけで…

24時間の介護はできない…私には無理なんだよ。

仕事しないと生活できないし…

散々怒ってケンカして悩んだ介護…

やっと施設入ったと思ったら 帰りたい、帰りたいって…

 

はぁ~…うちの家族崩壊してるし…

墓も家もない…

お母さんが死んだら…どうすればいいのだろう?

無縁仏?? 私はどうすればいいのだろう?

私も独身だし…子供もいないし…

お母さんは どうすればいいのだろう?

ずっと私が骨全部持ってるわけもいかないだろうし…

どこかのお寺さんにお願いするの?

お母さんは すごい寂しがりやで『ひとりは嫌だ』と言っていたから…

すごい悩む…でも どう頑張ってもひとりになっちゃうんだよなぁ~…

みんな離婚してバラバラだし…はぁ~…

 

お金もないし…貧困ってどこまでいっても やはり貧困だよね…

その生活から抜け出せない…

自分の体も老体して 思うように動けない、反応しない…痛いところばっか…

動けなくなるのも時間の問題なのに お金がついてこない…

お金に困らない人生送りたかったなぁ~…

そしたら 家族もココまでひどくなってなかったんじゃないかな?

と思う。

 

お母さん…私はどうしたらいいんだろうね?

 

そんなこんなの休日なのでした。

 

おしまい。